フィリピン語(タガログ語)レッスン1

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はじめに
(レッスンの前にお読み下さい)


第1回

Lesson 1-1

『J-POPS 歌って楽しむフィリピノ語』Vol.2 第1章『TSUNAMI』編P.24より引用(一部加筆修正あり)
話してみよう / Basahin at pag-aralan
1.軽々しく扱ってもらっては困るBahala
bahalaの本来の意味は「責任」。フィリピン人の性格を表現する時によく使われる「Bahala na(バハーラ ナ)」:何とかなるさは、「Bahala na ang Diyos(バハーラ ナ アン(グ) ジョス)」:神の責任である→神の思し召しのままに→運を天にまかせよう、というところから来ている。「Bahala」自体はそんないい加減な意味の表現ではないので注意が必要。
 バハーラ カ サ ブーハイ モ
Bahala
ka
sa
buhay
mo.
君の人生は、君の責任で何とかするものだよ。
(僕の知ったことじゃない)
*buhay[名]人生
 イカウ  アン(グ)  バハーラ  サ  ブーハイ  コ
Ikaw
ang
bahala
sa
buhay
ko.
あなたは私の人生に責任があるわ。
(私の人生をあなたに委ねるわ:プロポーズの言葉にもなりうる)

2.「〜するたび」ってフィリピノ語でなんて言うんだろう?
「(sa) tuwing〜(サ トゥウィン(グ)〜)」は、「〜するたび」を表す便利な表現なので覚えておこう。「sa(サ)」がなくて「tuwing〜(トゥウィン(グ)〜)」だけでも同じ意味である。
 トゥウィン(グ)  タヨイ  マグカカラーヨ  ヒンディ  ナタタヒーミック  アン(グ)  プソ  コ
Tuwing
tayo'y
magkakalayo
hindi
natatahimik
ang
puso
ko.
僕たちが離れ離れになるたびに心が落ち着かなくなるんだ。
*natatahimik[動]matahimik(マタヒーミック:落ち着く)の現在形

Lesson 1-2

今週の1フレーズ:〜せずにはいられない
中学校の英語で「can't help 動詞のING形」とか、「can't help but 動詞の基本形」と記憶した経験をおもちの方も多いと思います。
このニュアンスは、「Hindi+主語+maiwasang+動詞(+目的語)」で表現できます。 「maiwasan(マイワーサン)」は動詞で「避ける」の意味ですから、「Hindi+主語+maiwasang+動詞(+目的語)」全体で「〜することは避けられない」、「〜せずにはいられない」を意味するフレーズになります。
では早速一例を
 ヒンディ  コ  マイワーサン  イビギン  カ
Hindi
ko
maiwasang
ibigin
ka.
僕は君を愛さずには入られない。
愛するフィリピン人を相手にさりげなく使ってみたいフレーズですね。
ではまた次回、当レッスン教室でお会いしましょう。

ADMARS TGSでは、前述の人気J-POPをカタカナ読みのガイドで歌いながら、ついでにフィリピノ語の勉強もしてしまおうという新感覚のフィリピノ語楽習書『J-POPS 歌って楽しむフィリピノ語』Vol.1、Vol.2の他、ベストセラー『旅の指さし会話帳フィリピン』『恋する指さし会話帳 フィリピン語』 を執筆し、本講座のナビゲーターも務めるJessie Hakuno(日本人名:白野慎也 / はくのしんや)によるフィリピノ語の個人教授、グループレッスンを受け付けています。レッスンご希望の方は下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さい。
E-mail: info@admars.co.jp
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