フィリピン語(タガログ語)レッスン11

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はじめに
(レッスンの前にお読み下さい)


第11回『今を抱きしめて』で学ぶ『真実の愛』、『思い』の表現

Lesson(Leksyon) 11-1

※『J−POPS 歌って楽しむフィリピノ語 Vol.2』第11章『今を抱きしめて』P.84より加筆修正のうえ引用
 また今週から元気に再会いたします。
 今回はデュエット部門No.1の人気を誇るおなじみの『今を抱きしめて』。別売りのカラオケをもうお持ちの方は、フィリピノ語でのハモリをオリジナル.レコーディング・シンガーと思いっきり楽しみながらレッスンを進めてください。まだ、カラオケをお求めでない方はこの機会に是非ご注文ください。(TEL:03-5285-0070) 楽しめます。オススメです。J-POPSのデュエットの定番となったこの曲のフィリピノ語版を『J-POPS 歌って楽しむフィリピノ語Vol.2』収録のCDでは、JAYとGLENDAが息の合った歌唱振りで披露してくれています。ではレッスンを始めましょう。

話してみよう / Basahin at pag-aralan
1.真実の愛を表す表現
 不誠実な愛、いわゆる同時進行で、花から花へと渡り歩く蝶のように、複数の女性との恋愛を進める不埒(ふらち)な輩(やから)の俗称「paru‐paro(パルパロ)」はよく知られているものの、「誠実さ」とか「誠実な」という単語が以外と知られていないのはなぜでしょうか? フィリピーナはそんな誠実な愛こそ心から求めているのですから、誠実な愛を語る表現を是非マスターしておきましょう。ちなみに「誠実な愛」は「matapat na pag-ibig(マタパット ナ パギビッグ)」、「純粋な愛」は、「wagas na pag-ibig(ワガス ナ パギビッグ)」です。ここでは、まじめに恋する人々のために、一途な愛を語るフレーズをすこし紹介します。

 アン(グ)  パギビッグ  コ  サ  イヨイ  トトオ
Ang
pag-ibig
ko
sa
iyo'y
totoo.
僕の君への愛は本物だよ。

 サ  イヨン(グ)  カタウハン  アイ  ナキータ  コ  ナ  アン(グ)  ワガス  ナ  パギビッグ  ナ  マタガル  コ  ナン(グ)  ヒナハナップ
Sa
iyong
katauhan
ay
nakita
ko
na
ang
wagas
na
pag-ibig
na
matagal
ko
ng
hinahanap.
君の人柄の中に長年捜し求めていた純粋な愛を見つけたんだ。
*katauhan(名):人柄、nakita(動):見る、見つける(makita)の過去形、hinahanap(動):さがす(hanapin)の現在形

2.思いを伝える表現
 ここでは「〜だと思う」という表現例を紹介します。「ang akala ko(アン(グ) アカーラ コ)〜」は「〜だと私は思う」を表す非常によく使う表現なので覚えておいてください。第2番目の例の「Ano sa palagay mo?(アノ サ パラガイ モ):あなたはどう思う」もそのまま記憶しておくと便利です。
 アン(グ)  アカーラ  コイ  マブーティー  カン(グ)  タオ  ペロ  ナグカーマリ  アコ
Ang
akala
ko'y
mabuti
kang
tao
pero
nagkamali
ako.
あなたはいい人だと思っていたのに、誤解だったわ。
*mabuti(形):よい、tao(名):人、nagkamali(動):過ちを犯す(magkamali)の過去形

 アン(グ)  アカーラ  コイ  マス  セクスィ  スィ  アラ  ミナ  カイサ  カイ  ロサーナ  ローセス  アノ  サ  パラガイ  モ
Ang
akala
ko'y
mas
seksi
si
Ara
Mina
kaysa
kay
Rossana
Roces. 
Ano
sa
palagay
mo?
僕はアラ・ミナの方がロサーナ・ローセスよりセクシーだと思うんだけど。君はどう思う?


Lesson(Leksyon) 11-2

知ってて得する熟語的表現〜イディオマティック街道を行く
 今回もまた、受験英語をなつかしく思い出す方も多いと思われるフレーズを学びます。
「〜するのも無理はない」、「〜するのは当然だ」です。英語では「It is no wonder that 〜」を使いましたね。これはフィリピノ語では、「hindi nakapagtataka na〜:ヒンディ ナカパグタタカ ナ〜」、もしくは「hindi nakakasorpresa na〜:ヒンディ ナカカソープレサ ナ〜」で表せます。「nakapagtataka(ナカパグタタカ)」も「nakakasorpresa(ナカカソープレサ)」もどちらも「驚くべき」を意味する形容詞で、これに否定の「hindi」がついて「驚くに値しない」、「当然だ」という意味になるわけです。ちょっと仰々しい表現ですが、結構使いでがありますので頑張って覚えましょう。
 さっそく例文を見てみましょう。
 ヒンディ  ナカパグタタカ  ナ  ナガリット  シャ  ノオン
Hindi
nakapagtataka
na
nagalit
siya
noon.
彼がその時怒ったのは無理のないことだ。
*nagalit(動):怒る(magalit)の過去形、noon(副):その時

 ヒンディ  ナカカソープレサ  ナ  ナグヒワライ  ナ  スィラ  サ  ロオブ  ナン(グ)  イサン(グ)  タオン
Hindi
nakakasorpresa
na
naghiwalay
na
sila
sa
loob
ng
isang
taon.
彼らが一年も経たないうちに別れたのは当然だ。
*naghiwalay(動):別れる(maghiwalay)の過去形、sa loob ng 〜:(熟)〜以内に、taon(名):年


 お疲れ様でした。本日の授業はここまでにします。
本講座ではみなさんからこんな表現をフィリピノ語で表現してみたいというご希望をいつも募集しています。ご遠慮なくお寄せくださいお待ちしております。
 ではまた次回当教室でお会いしましょう。さようなら。

ADMARS TGSでは、前述の人気J-POPをカタカナ読みのガイドで歌いながら、ついでにフィリピノ語の勉強もしてしまおうという新感覚のフィリピノ語楽習書『J-POPS 歌って楽しむフィリピノ語』Vol.1、Vol.2の他、ベストセラー『旅の指さし会話帳フィリピン』『恋する指さし会話帳 フィリピン語』 を執筆し、本講座のナビゲーターも務めるJessie Hakuno(日本人名:白野慎也 / はくのしんや)によるフィリピノ語の個人教授、グループレッスンを受け付けています。レッスンご希望の方は下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さい。
E-mail: info@admars.co.jp
初心者から上級者まで、生徒さんのレベルとご要望にあった効果的でていねいなレッスンを行い好評をいただいています。

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